【Melodix fes】KEYTALK ライブレポート

トリはKEYTALK。頭が最後かで言えば頭の方が似合いそうなKEYTALKだが、立派にトリを任されたのである。パフォーマンス後のトークもメンバーの個性全開でツッコミどころ満載だった。


セットリスト
ライブ&MCハイライト〜メンバー別〜

★セットリスト

1.桜花爛漫
2.MONSTER DANCE
3.旋律の迷宮
4.DE'DEVIL DANCER
5.Love me
6.Summer Venus


最近リハに回されがちだった桜花爛漫をいきなりフルで聴けて喜び。さらにモンダンで畳み掛ける。最新アルバムからは旋律の迷宮とデデビルダンサー。特に、Melodixで披露したという縁のある旋律の迷宮はバンドの音が強く出た味の良さが音源を超えるカッコ良さを作り出していた。デビルは新しいキラーチューンになりそうかな。義勝の「気づいてないほど バカじゃない」は何度聴いても惚れる。
終盤はLove meからのサマビ。サマビ締めって今まであまりなかった気がする。だがMelodixの3日前のライブ(ベガスとの対バン)でもサマビ終わりだったことを考えると、サマビのポテンシャルを試しているようにも思えた。ただ、パリピで終わるの凄くいいと思う。

★MC&トークハイライト

巨匠編

毛先だけ金色に染めてて、成長期のライオンみたいな感じがした。ただ巨匠は黒が似合う。あと東大王伊沢拓司に似てる。
なぜかサマビから、飲みサーが合宿でこぞってつけて来そうなドンキの赤サングラス付けてた。ノリがそこら辺の高校生。
何故付けるのか聞かれると、「客と目が合うと緊張で歌詞が飛ぶから」らしい。するとすかさずファンが、目合った!!と叫ぶ。すると巨匠「その時は白目向いてた」ならしゃーない。白目と焦点を合わせられるファンの方がおかしかったということだ。


武正編

 髪は金ピカバクハツの状態で登場。1月に出たモンスターパペットの中では一番本人に似ている気がする。曲間には恒例(?)のぺーいタイム。マネージャーには最近太り気味なことを理由に怒られているらしい。なんかかわいそう。

 そんな表面積の増えた武正が最近覚えた特技が「二十アゴ隠し」。不思議な力でアゴのたるみを隠すセルフ盛れを披露したが、普通にうまくてテクニック教えてほしかったレベル。

 あと武正の動きってなんか独特なんだよな。動きにしなやかさのかけらもない。関節の半分が固定されてる。それでふと気づいたんだが、MONSTER DANCEの時の動きが下から強風吹かされてビンビンに膨張したバルーンの動きにそっくりだった。まさにこれ↓


義勝編

 ライブの4日ほど前に髪を真っピンクに染めた義勝。ちょっと色落ちしてて古い千日前線の案内板みたいになってた。
 KEYTALKの中でも高い人気を誇っているようで、ライブハウスのステージ向き左側(義勝サイド)に客が偏る現象まで。それでも、巨匠パートや間奏の僅かな間を縫って右側にも駆けつけるさすがのファンサービス。

 MCはそんなに喋ってなかった気がする。マネージャーには、巨匠もろとも歌詞を飛ばすことで怒られているらしい。


八木編

 ドラムがここまで個性目立つバンドもなかなかいない。と言うより下ネタの精神年齢が最も低いバンドマンは八木ちゃんだと思う。そんな八木ちゃんが「ふと思いついた」という下ネタが「おちんちんタワー」。下ネタの振れ幅が大きすぎる。

 両手を合わせて上に突き出すだけで、造り方がとってもシンプル。小学生でも考え付きそうな超短絡的な発想で浮かぶネタなのに、なぜか今まで流行ってこなかった。もしかすると八木ちゃん、下ネタ市場を切り開くイノベーターだったのでは…?

 KEYTALKファンしか知らないネタにもかかわらず、下ネタ大好きの南キャンがMCしてたというのもあって、タワーのくだりがアホみたいに長かった。だからKEYTALKファン以外ポカーンとしてた。

 一方のファンはというと、メンバーに煽られるまでもなく自らタワーを建設。それも女子の方が多かった模様。女の子にティンティンを躊躇なく建設させるKEYTALKのノリ演出力ハンパねヱ。

 最後は全員でポーズ。ポーズだけじゃなくて「おちんちんタワ~」って言わせてたのもポイント高い。


 神メンツの名にふさわしい、音楽あり・トークありの楽しいフェスでした。ありがとうございました。






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