【レディクレ】クリープハイプのセトリとMCが頭からエロ全開だった

 レディクレも終わりが近づいてきた。すると、夜の雰囲気に相応しいバンドがZステージに…?

クリープハイプ@Zステージ 12/27 19:05~

生参戦:3回目 見た場所:後ろの方

★セットリスト★
リハ

1.愛の標識

2.ラブホテル

本番
1.HE IS MINE

2?.swim1番サビ

2.栞

3.イト
4.イノチミジカシコイセヨオトメ
5.エロ
6.愛す
7.二十九、三十

★リハは前戯だった…?

リハ

1.愛の標識

2.ラブホテル


 今年はリハが2曲(去年はオレンジのみ)。
 愛の標識と、まさかのラブホテル。
 ラブホテルの歌い出しが「冬のせい 冬のせい」という特別バージョンだった。でもこれ歌詞とのミスマッチが凄いのよね。「冷たいくらいがちょうどいい」って。寒すぎるんだよなあ。
 ところで、今回の本番で彼らは、HE IS MINE から始めるという「前戯無しSEX」をやってのけるわけだが、かくいうラブホテルも立派なエロソングである。そして冬という現実に即した言葉を持ってくることで、見る人の臨場感を掻き立てる。からのHE IS MINE。これはもう、リハーサルが本番(意味深)にムードを高めていくためのステルス前戯だったのではいか。だから本番も痛くない

★初っ端から大目玉&サプライズ

1.HE IS MINE


去年のレディクレ
〜1曲目"5%"を歌い終えて〜
「皆さん濡れましたか」「前戯はこのくらいにして次はセックスの歌を歌いましょう」

今年のレディクレ
「今日はあまり時間が無いので」
「心で一つになろうとか俺たちはそういうのどうでもいいので」
「物理的に、肉体的に一つになりましょう」

 さすがモテるバンドマン。毎年違うレパートリーで「流れ」を作り出すのがお上手である。あれ聞いて濡れたってツイートしてる邦ロ女子もいるぐらいだから、あういうこと言えば女性は虜になるんだろうな…(※ただしイk)
 ラストサビ前は恒例のあのセリフも大叫び。フェスのクリープはこれさえ歌えたら7割満喫したも同然。

1.5?swim(04 Limited Sazabys)

 HE IS MINEが終わったら、尾崎が叫び出した。叫んでいたのは、フォーリミのswim!!
 尾崎が「お返しです」と最後に言い残した時、フォーリミへの感謝の気持ちで溢れていたことだろう。思いもよらぬサプライズに、フォーリミファンは大歓声。バンドマン同士の絆を感じた一幕だった。

★2019はGENバージョンの栞。2020は…?

2.栞

 そして、「お返しです」の言葉通り、本家(?)による栞のお返し。
 なお、「本家(?)」としたのは、元々は802Radio Bestsellers名義で尾崎・齋藤(UNISON SQUARE GARDEN)・片岡(sumika)・GEN(04 Limited Sazabys)・あいみょん・スガシカオの6人で歌い回す曲だったからだ。その全員バージョンを2018年のレディクレでやる予定だったのが、メンバーの体調都合によりフォーリミが出演キャンセル。結果的にはGEN抜きの5人で歌う運びとなっていた。
 しかしその時、「いつか全員で歌います。約束です」と尾崎かスガシカオかが言ったことを俺は忘れていない。しかし18年は5人が、そして19年はGENが、ステージで栞を歌った。となると、2020年のレディクレではついに全員が揃って歌う年なのではないか…?などと一人期待をしている。この予言、現実となってほしい。

★ツンデレ尾崎は人生初の金髪

 そういえば、あの日の尾崎は金髪だった。そのビジュアルはいつも見慣れないものだった。

〜3.イトの演奏後〜
客席からは各メンバーに呼びかける声が。すると尾崎さんが
「他になんか言うことない?」
(髪を指さし照れ笑い)
「初めて金髪にしたんだから、もっと構ってよー」

 なんだこのツンデレ。かわいいじゃねぇか…
 金髪にした尾崎世界観はどこか手越祐也に似ていた。そんな奴がセックスしようとか言ってる世界線が存在するんだぜ。男を立てるはずのピンサロ嬢も返り討ちに合うわ。

尾崎「ピンサロ嬢の歌を歌います」

4.イノチミジカシコイセヨオトメ


★独特な表現で語る802への愛

6.愛す


2018のレディクレ尾崎

「(ラブホテルのラストサビ前)ここまで俺たちが登ってこれたのは、夏のせいじゃなくて、802の"おかげ"です」

2019のレディクレ尾崎
「バンドにとって新曲を作ることは、子を産むのと同じことで、いつもクリープハイプは我が子を信頼できるところ、fm802に預けています。そして1ヶ月経つと大きくなって帰ってきます。保育園みたいに言うのはよくないな笑
今回も大きくなって帰ってきました。新曲を歌います。」


 クリープハイプは802が大好きである。栞を作詞作曲したのも愛があったからにほかならない。レディクレのステージでも毎年愛を語ってくれる。今年は保育園という随分秀逸な例え方。802に新曲流してくださいと言って預けると、

「オンエア→認知→拡散→ライブで遠慮なく歌える」

 というステップで曲が成長するから802は託児所だというのを言いたいのだろう。しかし、認知や拡散は決して802だけの恩恵ではない。ラジオやCDで聞き、この新曲いい!と言ってSNSで情報が広めていくのは我々聞き手の役目。保育園は802かもしれない。しかし、曲の伝播に関わるのはDJ・リスナー・ファン。彼らみな立派な保育士なのである。
 締めは定番の二十九、三十。体感時間がとても短かった。持ち歌以外でも様々な魅せ方をする彼らに改めて惚れ直した。

 なお今回の記事を書くにあたり、当日のMC情報の補足として、みのむしさん(https://twitter.com/creephyp_fan)の了承の元、ツイートをいくつか拝借しました。ご協力、ありがとうございました。

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