こんにちは。レディクレが終わってから1週間ほどが経ちましたが、大人の事情やなんやらで言いそびれていたことがありました。まあタイトルの通りなんですが、
レディクレ3日目Zステージのgo! go! vanillasのライブにて802リスナーの募集で結成された「おはカル合唱団・コーラス隊」としてステージに立たせてもらいました
(↑ステージ後に撮った集合写真。この中に俺がいるらしい)
本当に一生の思い出ができた。今回は観客ではなくステージに立った者として見た景色を惜しむことなく書き連ねようと思います。なので長くなります、ご了承ください。
★クリスマスに突如現れた802サンタ
時を少しさかのぼり、2019年のクリスマスイブの22時。寂しさとレディクレへの期待を胸に一人街を歩いていると、見たことのない電話からの着信が。とりあえず出てみたら…
?「○○(俺の本名)さんのお電話でしょうか」
俺「はい(????)」
?「○○さんは27日どこで何をしてらっしゃいますか?」
俺「インテックス大阪でレディクレ満喫している予定です(??!!)」
?「○○さん、バニラズのメンバーと一緒に歌いませんか?」
俺「はい!!!!!!(!!!!)」
?「申し遅れました、わたくしFM802の△△というものです。引き続きよろしくお願いします!」
っていう会話だった。はっきり覚えている。
確かにステージに立ちたいという漠然とした願望からおはカル合唱団に応募をした。意気込み欄みたいな箇所があったので、就活でエントリーシート対策に培ったテクニックフル駆使して書いた。合唱経験の有無を問われる質問もあった。ここの回答で判断材料になるのかよく分からなかったが、中高とクラス対抗の合唱コンクールがあったので〇にしといた。写真添付欄には、ベスト盛れ(当社比)の写真ではなく去年のレディクレで友達と撮った写真をチョイス。これで愛を伝えたつもり。しかし、バニラズのような超人気バンドと共演する千載一遇のチャンス。倍率がハンパなく高いことなど容易に予想がつく。
そして、当選者のみ12/21・22日に連絡をすると募集要項に書いてあったが、その日は何一つ音沙汰なし。まあ仕方がないよなと切り替えていた。
そんな経緯あった上でのイブの連絡。サミシマスなどどこ吹く風と変わった。クリスマスイブの24時、性夜へ向かうカップルとすれ違いながら嬉々としてヒトカラへ向かっていたのは日本で俺だけだっただろう。ライブで叫ぶために喉のコンディション整えるとかどうでもよくなった。ここからは、本番までの経緯をざっくりと振り返っていく。
★レディクレ1日目~本番スタンバイまで
1日目 21:00ごろ~
イブの電話以降なぜか一切連絡がつかなくなった。単にレディクレの進行で忙しかっただけだろうが、神経質な俺は一抹の不安を抱えていた。しかし1日目のライブが終わるとようやく、802から詳細メールが届いた。内容は翌日以降のスケジュールと合唱の音源ファイル。帰り道に音源を聞いてみると、まさかの牧さんボイス。ところが、男声に求められる音階が予想以上にガチの合唱仕様。原キーと重なっている部分がほぼ皆無。しかも牧さんの音源すら音が安定しておらず、試行錯誤で高低を調節しながらの歌声だった。いやこれでどうやって覚えろと???1日目の夜は、その日のバンドの曲を聞いて余韻に浸り、翌日のバンドの予習をし、合唱の音を取りと耳のタスクが忙しすぎて人体分裂したくなった。
2日目 21:00~
この時間にメインゲートに集合。コスモスクエアへ向かう人波に逆行して裏の楽屋へ向かった。そこで802の関係者と合唱部のメンバーと初対面。集まって練習もした。802の方が練習の音源をバニラズのマネージャーに送ったところ、goodの即レスが来たらしい。ここでやっと、ステージに立つんだという実感が湧いてきて興奮が高まってきた。22時ごろに解散。
3日目 5:00
起床。3時間半しか寝れなかった。興奮で一睡もできなかった仲間もいたみたい。
3日目 7:00
現地着。ゲート前で4人に渡す色紙にメッセージを書いた。合唱部メンバーは当然来るが、この時間から来てるファンが結構な数待機していた驚いた。あの日アホみたいに風強かったし。ガチ勢SUGEEEEEEEってなった。7時半に楽屋イン。
3日目 8:30~9:30
ガチ勢が押しかけてリハを聞かれる前に念願のZステージへイン。初めてステージ裏の景色を見た。
↑リハをするバニラズ。開場10分前くらい
ステージ裏に着くと、DJさんと合流しました。鬼頭由芽さん(@xxyumeyumexx)がダンチで可愛かった。オチケンさん(@dj_OchiKen)は歳の割に(?)若々しくてめっちゃダンディだったし、とても喋りやすかった。名前も覚えてもらった。覚えてくれてるかな。
そして、DJさんとバニラズのメンバーと裏で挨拶。パートは「男声パート」「女声パート」「オチケンパート」の3つ。オチケンパート、声の上がり下がりが激しくて死ぬほど難しそうだった。本番始まってもオチケン一人はずっと音取りやってた彼らは緊張など全くしておらず、それによって自分たちの緊張も自然とほぐれていった。そして、まず合唱団だけで裏で通し。その後、ステージに上り、バンドと音を合わせて2回通し練習。男性は進太郎さん側。
ここでバニラズの気配りが光った。ステージリハの時、進太郎さん牧さんセイヤさんと目を合わせ、「グッドラック!」ってアイコンタクト取り合いました。俺はめでたくバニラズの一員となりました。よろしく。
ちなみにLステージに上がるバンドの楽屋はちょうどステージ裏の仮設プレハブだった。そこには4バンド分の部屋があり、高校にある部室ぐらいの広さと距離感で隣り合っていた。前日にフォーリミがMCで「ブルエン・フォーリミ・KEYTALK・オーラルで楽屋が並んでて、身内のノリなんだよね~」という発言があったのだが、実際の楽屋を見てめっちゃ納得した。異なる部活の部員が放課後一斉に着替えだして(準備・リハ)それぞれの場所(タイムテーブル)へ向かう感じなのかもしれない。
9時20分ごろ、リハ終了。本番直前まで楽屋で待機。早くから来ていた人曰く、おはようカルチャーのリハ音が外に漏れていたらしいが…笑
★いよいよ本番!!
11:30ごろ、再びステージへ到着。みんなで円陣。オチケンの掛け声とともに、いよいよ始まる…!
~舞台裏~
オチケン「gogo~!」合唱部「バニラズ~!」
牧さん「緊張してる?大丈夫。みんなが出やすいように俺たちがステージ暖めとっから」
↑の牧さんのセリフで惚れた
go! go! vanillas@Zステージ 2019/12/27 11:55~
生参戦:4回目 共演:初 見た場所:舞台裏
★セットリスト★
リハ
1.マジック
2.バイリンガール
本番
1.平成ペイン
2.チェンジユアワールド
3.カウンターアクション
4.Do you wanna
5.NO.999
6.デッドマンズチェイス
7.エマ
8.おはようカルチャー(おはカル合唱団)
★感動のステージ
リハは楽屋にいる間に済ませてしまっていたらしく、聞けなかった。オープニングムービー(その日の出演者が全員紹介される動画)ではクリープとかキュウソとかで高い大歓声が上がっていた。
そして牧さんの宣言通り、会場の熱気はすさまじいことになっていた。舞台裏には隙間ができていて、そこからわずかに観客の様子が見えたのだが、みんな笑顔で文字通り眩しかった。俺も含めた合唱部チームは、平成ペインの手のフリをみんなでやったりと、(緊張を紛らわすためにも)純粋にバニラズのパフォーマンスを楽しんでいた。その様子を見たDJたちはめっちゃほっこりしてたらしい(FM802での後日談)。あと舞台の裏、ギリギリ客席から見えないところでフレデリックの高橋武がひっそりドラムの練習をしていて驚いた。
さあ、エマが終わっていよいよ出番。ステージに出ると、プリティお帰りモードなのもあって合唱部に対する歓迎モードがすごかった。最前列の観客は顔まで見えるのだが、みんな興奮とか感動とかとはまた違う面持ちをしていた。「幸せ」の全開した笑顔をしていたのである。プリティの帰還を、プリティのために歌うことを、観客が心待ちにしていたのが手に取るように実感できた。だからこそ、観客の熱意に負けたくないと思い全力で歌った。リハの直後に、「手拍子やダンスなどの動きは大げさなくらいでちょうどいい」というアドバイスをもらったが、本番ではそんなこと意識せずとも無意識に体は動いていた。肝心(?)の合唱は、、途中からハモることを投げ捨てた。牧さんも苦戦してたパートなんかほぼ原キーで歌ってた。すまない。でもそんなことも忘れるくらい、無我夢中だった。
5分間はあっという間に終わってしまった。曲が終わった時、もうこの絶景とお別れなのかとステージに立つ誰もが思ったのだろう。リハでは牧さんの「おはカル合唱部のみんなに拍手~!」を合図にバニラズより先に舞台から下がる予定だったが、結局舞台が暗転するまで、誰一人方向転換すらしなかった。
ステージの後には、当日急ピッチで作った色紙を各メンバ―に渡した。運よく俺はセイヤさんに直接渡す役割を果たすことができた。
★最後に~感謝~
ステージに立った記念ということで、全員で揃えたプリティのシンボル「赤蝶ネクタイ」をいただきました。
当日の会場にいる周りの人やSNSなどで、バニラズのステージに対する称賛やおはカル大合唱に対する称賛をよく聞きました。「俺上にいたんだよ」とはさすがに言えなかったですが、なんだか誇らしい気持ちになりました。同行していた友人には、「スクリーンにめっちゃ映ってたよ」って言われました。ちょっと恥ずかしかった…
私よりもバニラズ愛の強い人が数えきれないほどいるというのは重々承知しています。私でいいのかなと思うこともありました。ただそんな中でも、選ばれし者としてステージに立ち、感動を作り出すという、自分の果たすべき役割を果たしたつもりです。私をステージに立たせてくれた802の皆さまや、このようなチャンスをつくってくださったバニラズのメンバーの皆さまには本当に感謝しております。これから先どんな困難があっても乗り越えられると信じて、バニラズの活躍を応援し続けます。
最後になりますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
0コメント