【レディクレ】Hump backの痛快な声に、手拍子なんか要らない

 レディクレ一日目。sumikaで寒い心が暖まったら、次はハートを燃やしにいきましょう。Zステージを抜け、Lステージへ直行。Hump backへの想いを書いていきます。

Hump back@Lステージ 2019/12/25 12:55~ 生参戦:初 見た場所:ほぼ最前

 

★セットリスト★ 

リハ 

1.VANS 

2.恋をしよう

本番 

1. 拝啓、少年よ 

2.高速道路にて 

3.オレンジ 

4.生きて行く 

5.短編小説 

6.クジラ 

7.僕らは今日も車の中 

8.月まで 

9.LILLY 

10.星丘公園


★ハンプを知ったきっかけ

 いやめっちゃ歌うやん。ハンプは1曲1曲がとても短いからセトリの曲数が増えてめっちゃ得した気分になる。この時間、KANA-BOONとの被りでそっちにも行きたい気持ちがあったのだが、ハンプを選ぶのに時間はかからなかった。萌々子さんの魂の叫びを生で聞いてみたかったからである。

 Hump backの存在を知ったきっかけは去年のレディクレ…ではなく、年始のFM802「Radio de Crazy」だった。予定の合間で偶然ラジオを聞いていたタイミングで、ハンプのMCと生きていくのライブ音源が耳に入ってきたのである。

 MCで萌々子さんの「高校時代の恩師に向けて届ける歌」という想いを聞いて思いを馳せてしまった。曲に入り歌声を聞く。何とも甲高い声で耳が痛くなりそうではないか。ところがそれが何とも言い難い心地よさをともなっていた。文字通り「痛快」である。そしてラストサビで叫ぶ「ねぇ先生 僕は今 歌っています」!!!このワンフレーズだけで涙腺が一気に沸騰したのを今でも覚えている。この耳越しでの出会いをきっかけにどっぷり沼にハマってしまった。生きていく・拝啓、少年よ・ヒーローが個人的トップ3。


★うるさいくらいがちょうどいい

 かくして今回初めて彼女の生歌を聞いたわけだが、やはりあらゆる点で頭一つ抜けていた。ステージ上での動きっぷりはSuperflyの越智さんのよう。声はチャットモンチー橋本さんと似ているがより声に芯が通っているように思う。メッセージ性はYUIに似ているかもしれないが、ハンプはより頑固で負けず嫌いな青年の姿を表しているように思う。

 2019年のレディクレでも「生きていく」歌ってくれて本当にうれしかった。しかも今年はラストサビが「『大きな声で』歌っています!!!!!!」にアレンジされてバージョンアップ。ただ己の信じるほうへ歩み続けるハンプの姿に、思わず涙。拝啓、少年よの冒頭で彼女の生声を聞けた喜びでも泣いてしまったので計2回涙腺持ってかれました。

 

★純粋に「演奏」を楽しむ

 あとこれ知らなかった自分が悪いんですけど、萌々子さんって手拍子が嫌いなんですね。拝啓、少年よの頭サビなんて手拍子しないほうが違和感MAXな曲調なのになんで手叩かねえんだみんな冷めてんなぁとか思って雰囲気に従ってました。本当にごめんなさい。

 でも演奏以外の音が一切ないことで彼女の歌声が100%クリアな状態でスッと入ってきたので、それはそれですごくよかった。黙って拳を天に突きあげるという楽しみ方。音楽って「音を楽しむ」って書くけどまさに純粋な音を楽しむことへの喜びを感じられた。めちゃくちゃ元気もらった。一部の曲しか名指しできなかったけど、もちろん他の歌もかっこよかったよ。Hump backというヒーローに憧れたよ。最後に今回の名MCを残しておく。
俺だっていつか…あのヒーローみたいに…イエェェ(以下自粛


ぴか「じゃあ萌々子はクリスマスプレゼント。何が欲しいのさ」

萌々子「来年も3人でバンドとして一緒にステージに立てる券、かな」


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