【レディクレ体験記】音楽はプライスレス。どんなキレイ事でもsumikaが話すと金言に変わる

 こんにちは、みなソンブログです。これが初記事となるわけですが、2019年12/25(水)~12/27(金)の三日間開催されたradio crazyで私が観てきた景色を綴っていくシリーズを始めていきたいと思います! 

  それでは、観てきた順に書いていきます。トップバッターは…sumika!! 


sumika@Zステージ 2019/12/25 11:30~

生参戦:2回目 見た場所:後ろの方 

★セットリスト★ 

 リハ 
1.カルチャーショッカー 
2.Lovers
 


本番
1.ピカソからの宅急便
2.ソーダ
3.Flower

4.マイリッチサマーブルース

5.イコール
6.ハイヤーグラウンド
7.Traveling
8.フィクション 


 ★ダイジェスト★

 リハにはギリギリで間に合った。耐えた。正直sumikaは歌えるのがフィクションとファンファーレぐらいの状態でライブに突っ込みました。素人の感想と思って見てくれれば幸いです…


リハ1:カルチャーショッカー
リハ2:Lovers 

 カルチャーショッカーはサビのだ↗~ん↘すをするよ♪ だ↗~ん↘すをするよ♪が妙にクセになった。音階が階層的じゃなくて斜め45度で滑り落ちるように下がっていくあの歌い方もっと流行ると面白そう。Lovers、これライブ終盤にやってこその曲なんじゃねえか…?去年のレディクレではセトリの後半に組まれていたけど。ずっとずっとのところ合唱したくなる。ぜひフルでやってほしい! 


1.ピカソからの宅急便

 登場曲かと思ってた。立派なアルバム曲なんですね。バニラズがフェスの登場する時の曲とすごーく似てる。ただバニラズの方(曲名調べても出てこない)が羊の群れぞろぞろって感じなのに対してこっちの方はいろんな動物がわちゃわちゃ走ってそう。


 2.ソーダ 

 「そうだ」と掛けてるんだろうけど歌詞中のソーダとそうだの使い分けが理解できないので誰か教えてほしい。ライブでは全音が停止→ラストサビの流れで心がシュワァァァって震えた。歌い方がすごく好き。ソーダの弾けっぷりをプシューでもなくシュワシュワでもなくシュゥヮヮワシュゥヮヮワって歌い上げるのはたぶん世界で片岡さんだけ。


3.Flower 

4.マイリッチサマーブルース

  フラワーは曲名も歌詞も知らなかったんだけど、サビの「フラッ!ワー!」って叫ぶとこずっと「ハッハー!」って叫んでた。あらためてこの事実を知ってめっちゃ恥ずかしい。
ところでフラワーの後のMCで片岡さんが言ってたけど、Zステージの邪魔すぎる柱という永遠の問題がインテックスにはある。でもだからこそステージの左右をフルに動いているんだとい彼は続け、彼のポジティブさ・懐の厚さを感じさせる一幕アリ。魅せてくれるねえ。そのままマイリッチサマーブルースへ。めっちゃ動いてくれた。


5.イコール 

 ラストサビ声だけパートでシュワァァァシュワァァァシュワァァァ震えた。ソーダの3倍。サビの2回目のstand by meの前のコーラスが何を言っているかがわかればこの曲をさらに3倍好きになれる。 


6.ハイヤーグラウンド

7.Traveling 

 ツアーでもやったことのない歌を「レディクレだから」ということでハイヤーグラウンド初お披露目してくれた。そして、リラックスして聞いてくださいという曲フリでTravelingへ。去年のレディクレもそうだったけど、sumikaのMCからは彼らの「ラジオ愛」をひしひしと感じる。音楽を切り取ることなくノーカットで届けるメディアとしてのラジオ。そんなラジオに対する感謝の気持ち故に、彼らはレディクレを特別に見てくれている気がした。柱をかいくぐり、駆け付けた観客全員に声も顔も届けられるように相変わらず左右にフル移動。Travelingではカメラ目線で語りかけるように笑顔で歌っていて会場全体がこたつのような暖かさに包まれていた気がした。片岡さんってさわやかイケメンなんだって目覚めた瞬間だった。 


 8.フィクション 

 最後はやっぱりフィクション。みんなで歌えるし手拍子で会場が一体になれる曲。ありがとうございました。強いて、強いていえば、10時の方角も聞きたかったなあ……………… 


 ★全体の感想★

  ところで、sumikaのMCってとてつもなく「クサく」ないですか。本や歌で何回も見聞きしたようなコトばっか喋る。内容だけなら大きいステージにデビューしたてでスベり倒す二流バンドと同じことだってあると思ってて。でもそんなクサい話が「sumikaの言葉」だと、なぜか心にド真ん中真っすぐで突き刺さってくる。その理由はほかでもなく、片岡さんの人柄であり、伝える力であり、本気でそう思い本気で伝えたいという気持ちが表情・言葉・歌など彼を構成するもの全てから滲み出ているからなのではないだろうか。

 今回のライブでは、802がみんなのことを大好きでいることからレディクレが成り立っているし、相手のことを好きになるにはまず自分から相手を好きになりそれを表現することが大事だということを教えてくれた。お金も政治もステージでは関係ない。チケット代をゆうに超える音楽を君たちの心にぶち込んでやると宣言してくれた。

  確かに事前に28,000円を払った瞬間は家計へのマイナスを感じたけど、レディクレを心待ちにしていた私からはそんな痛みなど一瞬で吹き飛んだ。友人からは「ライブに3万弱って高すぎない?!」と何度も驚かれたが、そんなのどこ吹く風だった。

 好きな音楽はプライスレス。フェスのスタート頭にお金について触れてくれたことでこのことを思い出し、28,000円が安いとすら思えて逆にポジティブになれた。心残りなくこの後のレディクレを楽しめたのもsumikaのおかげだったりする。ありがとう。   

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